あるがまま

カウンセリング&セラピー S-Breeze
(不安症専門☆愛知・岐阜・三重)

スタンフォードの自分を変える教室 ~どうにでもなれ効果

今日は、最近よく売れている本、
スタンフォードの自分を変える教室
を読んで思ったことを中心に書いていきます。

 

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『スタンフォードの自分を変える教室』では、「意志力」をテーマに、
心のメカニズムや数々の実験結果、意志力を鍛えるための方法などが
342ページに渡り、詳しく書かれています。

読みながら自分を深く見つめ、書かれているエクササイズに
取り組んでいくスタイルの一冊です。

 

私は、同種の本を多数読んできていることもあって、
最初のうちは、「ありがちなことが書かれているなぁ」
と思いながら読んでいたのですが、
読み進めるにしたがって、段々面白くなってきました(^-^)

例えば、「どうにでもなれ効果」について書かれたこの箇所。

 

研究者たちが気づいたのは、
ダイエットしている人の多くはちょっとつまずいただけで
—ピザをひと切れ、ケーキをひと口食べてしまっただけで—
ものすごく落ち込んでしまい、
もうダイエットなんかしてもムダだとあきらめてしまうことでした。

ダイエット違反を最小限に食いとめたいなら、
あとひと口だって食べないほうがいいのに、開き直ってしまいます。

「もういいや、どうせダイエットなんかもうパーだもん。こうなったら全部食べちゃえ」

●ケリー・マクゴニガル著『スタンフォードの自分を変える教室』
(大和書房/2012/P216)より引用

 

私はこの部分を読んで、昔パチンコに行ったときのことを思い出しました。

店に入るまでは、「今日は、5,000円だけ」と決めて行ったはずなのに
「あと少しだけ、あと少しだけ」と続けているうちに10,000円以上使ってしまい、
「こうなったらどうにでもなれ」という感じで、
更につぎ込んでしまったことを覚えています。

 

「こうなったらどうにでもなれ」の「こうなったら」というのは
自然にそうなったのではなくて、自らの行動が招いた結果であり、
気づいたときに直ちにそこでやめればいいのですが、そうはできなかったです。

むしろ、「こうなったら」を、自分で決めたことを更に破る大義名分として
使っていました。

「これで制限なく自由に使える!」みたいな、変な開放感を味わっていました。

そして、後になって後悔していたのです。

 

今では、完全にパチンコ/パチスロを断ち、少なくとも5年以上は
敷地内にすら入っていません。(トイレはコンビニへ)

パチンコ/パチスロは、私らしい方法~潜在意識を味方に付ける方法~で、
一瞬で絶つことができました。

※ちなみに20年以上吸ってきた煙草も、潜在意識を味方に付けて、
一瞬でやめることができました。ニコレットもパッチも一切使わずに。
そしてその日(2年半前)以来、1本も吸っていません。

※「潜在意識を味方に付けて、習慣を変える方法」については、
要望があれば、今後ワークショップなどで公開するかもしれません。
(お一人お一人違うので、難しい面も多々ありますが…)

 

話が横にそれました。(いつものことですね 笑)

『スタンフォードの自分を変える教室』は、
スタンフォード大学の医学部健康増進プログラム担当の
健康心理学者および教育者である著者が書いているだけあって、
読み応えのある面白い本でした。

自分の特性を振り返るのにも使える、お勧めの一冊です。

 

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今日も、ありがとうございます!

皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!

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