あるがまま
カウンセリング&セラピー S-Breeze
(不安症専門☆愛知・岐阜・三重)

グループセラピー

【あるがままグループセラピー】

あがり症、対人恐怖、パニック症、手や頭の震え、吃音など
不安症関連の辛さから抜け出したい方のための体験式講座!

緊張していても不安のままでも大丈夫。
参加しやすく相談しやすい、少人数制のグループセラピーです。

不安障害の克服にグッと近づける、価値のある体験をしていただいています。
自宅や緊張場面などで行える、各種スキルも身につきます。

(「気持ちが楽になった」というお声を多数いただいています)

※次回の募集日は未定です。
※開催場所は、名古屋市内またはJR尾張一宮駅周辺を予定しています。

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不安障害克服とアタッチメントタイプの変化(私の事例)

今、『アタッチメント 生涯にわたる絆』
という本を読み返したところです。

今日の記事では、その本の簡単な紹介と
各アタッチメントタイプにおける行動特徴について、
私自身の不安障害の克服前後での変化を振り返りながら書いていきます。

 

※アタッチメント=
人が特定の他者との間に築く緊密な情緒的結びつき。

他の人とくっつくあるいはくっつき続けることによって、
ネガティブな情動状態を低減・調節しようとする
行動制御システムとしての働きも有しています。

 

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『アタッチメント 生涯にわたる絆』(数井みゆき・遠藤利彦編)は、
ボウルビィのアタッチメント理論(愛着理論)について、
系統的にまとめられた専門性の高い1冊です。

ボウルビィ以降の理論の進化についても詳しく触れられていますので、
とても参考になります。

 

本家のボウルビィの本は、講演記録や論文をまとめたものが多く、
多少のとっつきにくさが感じられますので、
本書のように系統立ててまとめられている本の存在は助かります。

私のお気に入りの1冊です。

 

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さて、各アタッチメントタイプにおける行動特徴について。

本書に、「ストレンジ・シチュエーションにおける子どもの行動特徴」
について、表にまとめられていました。

 

※ストレンジ・シチュエーション=
乳児を実験室に導き入れ、見知らぬ人に対面させたり、
養育者と分離させたりすることによってマイルドなストレスを与え、
乳児の反応を観察する実験的方法。

 

●Aタイプ(回避型)

養育者との分離に際し、泣いたり混乱を示すということがほとんどない。

再会時には、養育者から目をそらしたり、明らかに養育者を避けようとしたりする行動が見られる。

 

●Bタイプ(安定型)

分離時に多少の泣きや混乱を示すが、養育者との再会時には積極的に身体接触を求め、容易に静穏化する。

 

●Cタイプ(アンビヴァレント型)

分離時に非常に強い不安や混乱を示す。

再会時には養育者に身体接触を求めていくが、その一方で怒りながら養育者を激しくたたいたりする(近接と怒りに満ちた抵抗という両価的な側面が認められる)。

 

●Dタイプ(無秩序・無方向型)

近接と回避という本来ならば両立しない行動が同時的に(例えば顔をそむけながら養育者に近づこうとする)あるいは継時的に(例えば養育者にしがみついたかと思うとすぐに床に倒れ込んだりする)見られる。

●数井みゆき・遠藤利彦編『アタッチメント 生涯にわたる絆』
(ミネルヴァ書房/2011/P53)表3-1より抜粋・引用

 

私の子ども時代を振り返ると、
どちらかといえばAタイプ(回避型)でした。

親に対して、感情を豊かに表現するということを
抑えていました。

怒りも抑圧していました。

 

そのときの感情(怒りを含めて)を表現せずに押さえ込むといった傾向が、
後の社会不安障害の症状に、大きく関連していると感じています。

 

※タイプ及びその後への影響の仕方については、人それぞれです。
(不安障害=Aタイプというわけではありません)

※そのあたりをしっかり聴くのが、
カウンセラーとしての私の役割の1つです。

 

子どもの頃から社会不安障害に悩んでいた頃にかけて、
Aタイプ(回避型)の傾向が強かった私ですが……

社会不安障害を克服する過程で、
アタッチメントタイプ(スタイル)も変化していっています。

 

それについて説明するために、
まずは本書の「青年期・成人期におけるアタッチメントの測定法」
の項目より、「アタッチメントスタイル質問紙」の内容を引用します。

 

質問 あなたの気持ちを一番ぴったり表しているのは次のどれですか。

 

●安定型

誰かと割と簡単に親しくなれるし、その人たちに頼ったり、その人たちから頼られたりするのが好きです。

誰かに見捨てられるような気持ちを抱いたり、誰かと親しくなりすぎることを気にかけたりすることはあまりありません。

 

●回避型

私は誰かと親しくなるのはあまり好きではありません。

誰かを完全に信じたり、頼ったりするのは苦手です。

誰かと親しくなりすぎたり、私の恋愛のパートナーが、私が快適と感じる以上に親しくしてほしいと頻繁に求められてきたりすると不安になります。

 

●不安-アンビヴァレント型

私が望むほど、皆が私とは親しくなりたがりません。

私はよく、自分のパートナーが、本当は私のことを愛していないのではないか、私と一緒にいたくないのではないか、と心配になります。

私は他の人と完全に溶け合うぐらいに一緒にいたいと思いますが、こうした気持ちが時々人を怖がらせ遠ざけてしまうこともあります。

●数井みゆき・遠藤利彦編『アタッチメント 生涯にわたる絆』
(ミネルヴァ書房/2011/P149)表6-2-1より引用

 

あなたは、どれが一番ぴったりきますか?

社会不安障害を克服した今の私は、
「安定型」がぴったりきます。

(「回避型」の傾向も、少しだけ残っています)

 

※「回避型」の傾向が少しだけ残っていると書いたのは……

「人を操ろうとする人」「人に分からせようとする人(価値観の押し付け)」
「人を自分の下に置きたがる人」「他人の境界線を尊重しない人」
「共依存に持ち込みたがる人」とは、
プライベートでは距離を置きたいと考えていますが、
そのセンサーが敏感だからです。

 

以前の私なら「回避型」の傾向が今よりもっともっと強くて、
「不安-アンビヴァレント型」の傾向もいくらか持っていました。

 

そのいくらか持っていた「不安-アンビヴァレント型」の傾向が、
同じく「不安-アンビヴァレント型」の相手と引き寄せ合い、

結婚 → 共依存的な苦しい関係
→ 耐えられなくなり離婚(20年近く前の話です)
→ 精神的な安定・自立への取り組み

という道を歩むことにつながったのだと思います。

 

思い出したくないようなことも多々ありましたが、
私にとって全てが必然だったのだと思います。

今では、私の中にあった「不安-アンビヴァレント型」の傾向は、
解消されました。

 

※その点も、社会不安障害を克服できた大きな要因の1つです。

(社会不安障害の原因や克服できる要因は、人によって異なります)

※そのあたりをしっかり聴いて、一緒に取り組んでいくのが、
カウンセラーとしての私の大事な役割です。

 

長くなりましたので、この辺で終了とします。

何か、感じられるところがありましたでしょうか?

その、ご自身での気づきや洞察、大切にしてくださいね。

症状克服へのヒントが隠されているかもしれません。

 

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今日も、ありがとうございます!

皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!

個人セッション 愛知
   

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