あるがまま

カウンセリング&セラピー S-Breeze
(不安症専門☆愛知・岐阜・三重)

ササッとわかる「SAD 社会不安障害」あがり症の治し方 ~電話恐怖

こんばんは。

今日は、
ササッとわかる「SAD 社会不安障害」あがり症の治し方
という本を読んでいます。

この本は、110ページしかないコンパクトな本です。

 

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内容としては、大まかに分けると

・SADの症状

・SADのメカニズムと治療の方法

・症状を軽減させる日常生活での工夫

……について書かれています。

 

図解入りでシンプルに分かりやすく書かれているので、
とても読みやすいです。

SADについて知るための
最初の一冊目にもってこいの本だと思います。

 

逆に言うと、他の書籍などで学ばれている人にとっては、
既に知っている内容が大半を占めているかもしれません。

必要な知識が、必要なだけ、凝縮されて載っている
という感じでしょうか。

正にタイトル通りの「ササッとわかる」本だと思います。

 

SADの症状について書かれている中に、
電話恐怖についても説明されていました。

私はそれを読みながら、「自分もそうだったよなぁ」と
振り返ることができました。

 

社会不安障害を克服した今では全くもって大丈夫なのですが、

悩んでいた当時は、

「電話をかけること」と

「電話をかけているところを人に見られること」の

両方が苦手でした。

 

私は、当時も機械系の技術職をしていたのですが、
昔は今ほどインターネットが普及していなかったので、
機械部品のメーカーに、電話でカタログ請求をしたり、
問合わせをすることが多かったです。

 

そんなとき、電話に出た相手が優しい感じの人の場合は
比較的大丈夫だったのですが

どこか攻撃的な雰囲気のある人が相手の場合は緊張してしまい、
途中から自分でも何を言っているのか分からなくなったり、
声が震えてうまく話せなくなったりしていました。

 

「カタログを送って欲しい」という意思が、相手に伝わらなくて
結局、送ってもらえなかったり(泣)

「こいつ、何言ってんの?」みたいな感じで冷たくあしらわれて、
話している途中で電話を切られたこともあります。

 

相手からすると、私はお客さんであり、
緊張したり小さくなったりする必要など全くなかったのですが、
そのことを理解しながらも、
うまくできない自分を惨めに感じていました。

 

社会不安障害で、現在お悩みの方の中には
心当たりがある方もおられることと思います。

 

何が言いたいのかというと、
「私も同じでした」ということ。

そして、今の私が電話恐怖を全く感じていないということ。

 

つまり、現在悩んでおられる方の中には、
「ずっと苦手なままなんだ」
と諦めている人もいるかと思いますが、
治ったサンプルがここにいます。

(あくまで一つの例ではありますが)

悩みから解放される可能性は十分あるということを
心の片隅に入れておいてくださいね。

 

また、現在症状にお悩みの方は、
ずっと一人で悩まずに、
信頼できる、精神医学に詳しい専門家に
相談されるといいと思います。

もちろん私も、信頼していただけるように
研鑽を続けていきます。

 

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今日も、ありがとうございます!

皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!

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