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病んだ部下とのつきあい方 ~安易に病名を付けない

今日は、精神科医の西多昌規先生の本、
病んだ部下とのつきあい方』を紹介します。

 

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『病んだ部下とのつきあい方』には、
現代の職場でよく見られる「部下の病み方」14タイプが
事例と共に紹介・解説されています。

 

その14タイプを項目だけ並べると、

①従来型うつ病タイプ
②新型うつ病タイプ
③双極タイプ
④特定職場・人間NGタイプ
⑤コミュ障タイプ
⑥自己中タイプ
⑦あがりやすいタイプ
⑧孤立・無縁タイプ
⑨被害妄想タイプ
⑩深刻味が乏しいタイプ
⑪パニック・タイプ
⑫グローバリズム不適応タイプ
⑬アルコホリック・タイプ
⑭激ヤセ&過食タイプ

……となっており、かなり幅広くカバーされています。

 

項目だけを読んでいただいても、
何となくイメージできる部分があるのではないかと思います。

 

それぞれのタイプの解説は、
「上司としてどのように対処すればよいのか」という視点から
ポイントがシンプルにまとめられています。

職場に不適応を起こしている部下や
心の症状で悩んでいる部下のいる上司の方には
ぜひ読んでいただきたい一冊です。

 

※たくさんの病気が一冊にまとめられていますので、
一つ一つの病気に割り当てられているページ数は少ないです。

病気そのものを深く学びたい場合は、
他の専門書も合わせて読まれることをお勧めします。

 

本書を読んで、一つ気をつけていただきたいと思ったことがあります。

本書記載の「部下の病み方」14のタイプの解説には、
それぞれうつ病、適応障害、双極性障害、統合失調症などの
病名が載せられていますが、

本書と照らし合わせながら、安易に部下に病名を付けたり
患者扱いしたりしないようにしてください。

 

そのあたりの対処法も本書に載っていますので
ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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今日も、ありがとうございます!

皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!

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