私が講座などで何度もお世話になっている
竹内成彦先生(リンクは先生のブログ)が
新刊を出されました。
『子どもの「生まれつき性格」を大切にする子育て』
という本です。
一昨日にアマゾンに注文して
今日届きましたので、早速読んでみました。
本書によると、親子の組み合わせには
以下の4通りあるそうです。
①親子ともに「大人タイプ」
②親子ともに「子どもタイプ」
③親が「大人タイプ」、子が「子どもタイプ」
④親が「子どもタイプ」、子が「大人タイプ」
自分や子どもがどのタイプに当てはまるのかは、
本書に記載のチェックテストで確認することができます。
私も早速チェックテストをやってみました。
「親御さん用のテスト」をしてみると
6対1(当てはまり度の点数比較)で
明らかに「大人タイプ」でした。
「お子さん用のテスト」をしてみると
5対5で「大人タイプ」と「子どもタイプ」の
ちょうど中間でした。
(子どもの頃の自分に戻りながらテストしました)
ちなみに、私の母も「大人タイプ」だと思います。
本書に記載の「親子のタイプ別注意点」の中にある
「親子ともに大人タイプの場合」を読んでみると……
なお、「大人タイプの子」は、小さいときから、親をひとりの人間として見ています。
言動が一致していないと、「言っていることと、やっていることが違うじゃないか」と見抜かれてしまいます。
「大人タイプの子」は、尊敬できない人の言うことは聞きません。
●竹内成彦著『子どもの「生まれつき性格」を大切にする子育て』
(すばる舎/2014/P052)より引用
これは正に、子どもの頃の私
そのまんまじゃないですか。(笑)
今でこそ、いろんな人がいて、いろんな考え方があって、
それぞれが尊いということを
子どもの頃よりは理解しているつもりですが、
本質的には今でも上記引用文のようなところはあります。
いろんな人の話は聞くけれど、
それを取り入れるかどうかは自分で決める。
グループに所属して何かをするよりも、
一人で自由に行動していたいタイプでもあります。
(皆でワイワイ何かをするのも好きですが)
正に、本書でいう「大人タイプ」ですね。
※「大人タイプ」の方が良いとか
「子どもタイプ」の方が良いとかいうことではありません。
生まれつきの個性です。
……という風に、本書で自分や子どもが
どのタイプに当てはまるのかを知って、
その上で解説を読むことで、
自分の子どもの頃を振り返ってみたり
子育てに活かしたりすることができます。
本書には、4つのタイプ以外にも
「目立ちたがり屋」と「隠れたがり屋」、
「自由でいたい子」と「そうでもない子」など
他のタイプ分けについても解説されていますので、
より深く考察することができますよ。
……ここまでが、本書前半の内容です。
本書後半には、
★年齢別・早分かり「育児ガイド」
★思いやりのある「自立できる子」の育て方
★困った場面での「しつけ方」
……の、3つの章があります。
それぞれ、「大人タイプ」「子どもタイプ」の両方が考慮された形で
子どもへの接し方・関わり方が解説されています。
具体的に分かりやすく書いてありますので、
読んだ後に直ぐにでも実践できますよ。
※お子さんから嬉しい反応が返ってくるかも!
『子どもの「生まれつき性格」を大切にする子育て』
子育てにすごく参考になるというだけではなくて、
「子どもの頃」から「今」につながる自分というものについて
じっくり振り返ってみるきっかけ(トリガー)にもなる一冊です。
子育て中の方だけではなくて、
私のように、小さな子どものいない方にもお勧めします。
今日も、ありがとうございます!
皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!