あるがまま
カウンセリング&セラピー S-Breeze
(不安症専門☆愛知・岐阜・三重)

グループセラピー

【あるがままグループセラピー】

あがり症、対人恐怖、パニック症、手や頭の震え、吃音など
不安症関連の辛さから抜け出したい方のための体験式講座!

緊張していても不安のままでも大丈夫。
参加しやすく相談しやすい、少人数制のグループセラピーです。

不安障害の克服にグッと近づける、価値のある体験をしていただいています。
自宅や緊張場面などで行える、各種スキルも身につきます。

(「気持ちが楽になった」というお声を多数いただいています)

※次回の募集日は未定です。
※開催場所は、名古屋市内またはJR尾張一宮駅周辺を予定しています。

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家族収容所 愛がなくても妻を続けるために

今日は、信田さよ子先生の本、
家族収容所 愛がなくても妻を続けるために
の紹介と、読んだ感想などを書いていきます。

 

●Amazon

 

『家族収容所 愛がなくても妻を続けるために』

非常にインパクトのあるタイトルですよね。

内容としては、DV(夫婦間暴力)に関する本です。

信田先生が「怒り」を込めて、思いを吐き出しておられます。

 

私は、中立の立場で読みました。

本書の内容を拾い集めて、非常に大ざっぱに
1つのモデルケースを示すと下記のようになります。

(あくまで無数にあるケースの中の1つです)

(私というフィルターが、若干影響しています)

 

———-「モデルケース」は、ここから———-

自分を正当化しながら、妻に向けて暴力を振るい続ける夫。

暴力を受けながらも、離婚の道を選ばない妻。

そこには、経済的な理由に加えて、
妻・母という肩書きを失うことへの恐れが存在している。

 

妻は、家庭を維持し、自分の精神を保つために
「病気の夫(かわいそうな人)を救う」というポジションを選び、
暴力を受けながらも、巧みに夫を支配・コントロールしようとする。

そして、共依存の関係を強化していく。

家族システムの歪みは、やがて子どもに表れるかもしれない。

———-「モデルケース」は、ここまで———-

 

DVは、本来耐えるべきものではない「犯罪」です。

夫からの暴力行為が、日々継続的に行われているということを考えると、
妻の辛さ、苦しさ、悲しさ、怒り、絶望感など、
並々ならぬものがあると思います。

 

カウンセリングの場面では、夫からのDVに対して、
どのように対処していくのかを最終的に決断するのは
あくまでクライエントさん(妻)。

カウンセラーの私としては、
どんな決断にしろ、じっくりと話を聴きながら、
援助していく形となります。

(緊急の対応を要する場合は別として)

 

話の流れを突然変えてしまいますが、
ここで、信田先生の怒りの言葉を引用します。

 

平気で浮気して、責められれば逆ギレして「おまえにも責任がある!」と叫ぶ。

妻が負けずに反論すると暴力を振るう……。

ああ、もうこんな男のことは書きたくない。

なんだか書いている自分がどんどん汚れていく気がする。

●信田さよ子著『家族収容所 愛がなくても妻を続けるために』
(河出文庫/2012/P249)より引用

 

「そうだ!そうだ!」と、心が動かされた方も
おられるのではないでしょうか。

続いて、巻末の「おわりに」から引用します。

 

もう、言いたいこと、書きたいことは出しきった! という感じだ。

実にさわやかである。

●信田さよ子著『家族収容所 愛がなくても妻を続けるために』
(河出文庫/2012/P267)より引用

 

この「おわりに」を読んで、思わず笑ってしまいました。

(親しみを込めて)

なぜなら、私までスッキリして
さわやかな気分になってしまったからです。

 

私は男性ですが、DVやパワハラ系の行為は好きではないので
信田先生の書かれていることに同感(カウンセリング的共感ではない)
しながら読みました。

 

長くなりそうなので、ここでまとめます。

本書は、DVの被害を受けて悩んでいる方が読むと、
とても参考になる本です。

ただし、現在ギリギリのところでバランスを取りながら
持ちこたえておられる方にとっては、
現実を直視することにつながり、心が痛むかもしれません。

(その場合は、精神医学に詳しくて信頼できるカウンセラーに
相談していただいた方がいいと思います)

 

なお本書は、内容は重たいですが、
結婚前の女性が事前勉強(社会勉強)として読んでおくのにも
いい本だと思います。

 

●楽天ブックス

 

今日も、ありがとうございます!

皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!

個人セッション 愛知
   

あなたのひと押し、励みになります。いつもありがとうございます!

2件のコメント

  • YUI(優衣)さん

    A-1さん、こんにちは。
    家族収容所、タイトルからして笑ってしまいそうな私ですが、モデルケースは、そのままやってきました。突き止めて共依存までたどり着き、今は実にさわやかです!(笑)そして、やはり決断するのは本人である、と思います。

    これも、前記事にあったのですが、私は自分からアプローチして、夫も変わるように持って行きました。容易な事ではないですが、一度は離した操縦桿をまた掴み、この悪循環から抜け出しました。

    そこまで来るには、沢山の手助けも借りたのですが。もう一つ、アメブロにコメントを書きたいと思います。

    DVは専用の公共の機関でも、まだまだ理解度が進んでいません。私の夫は国の職員であるため、県の相談機関に相談しても、依頼を受けた街の相談員さんが夫と接触した途端に、その毅然たる態度にひれ伏して「さすが!」となったり。「実家に帰ればいい」「パートに出たら、変わるかも」と男性目線で言われたり、女性の立場は理解されないのか…と何度助けを求めても、失敗に終わりました。

    A-1さんのこの記事を拝読させていただき、今選んだ道が、これで良かったのだな、と思えました。いつもありがとうございます。

  • A-1

    YUIさん、こんにちは。
    いろいろ大変な時期を乗り越えてこられて、今はさわやかな気分、これで良かったんだなと思われたのですね。
    こちらこそ、ありがとうございます。