私は、自分の文章力を上達させたいと切に願っています。
そこで、文章関連の本もよく読むのですが、
今日はその中から、樋口裕一さんの『文章力の鍛え方』を紹介します。
『文章力の鍛え方』は、
視野を広げ、発想力や表現力などを育てるための
ワーク的な内容を中心に、
65項目のパートに分けて解説されている本です。
文法の説明は、少なめとなっています。
私は読みながら、「なるほど!」と気付かされた部分が
たくさんありました。
例えば、この部分。
文章が下手な人、下手だと自分で感じる人は、どこがおかしいかというと、コミュニケーションがおかしいわけです。
文章を書いているときに、相手がどんな反応をするのか、まったく見えていないのです。
●樋口裕一著『文章力の鍛え方』(ソーテック社/2007/P88)より引用
ぎくっ!
ああ……コミュニケーションがおかしい……
カウンセラーとしては、これはいかんことですね。
しっかり勉強して、もっといい文章が書けるようにならねばと
改めて思いました。
私が自分で気にしているのは、表現力といいますか
語彙力が決定的に足りない点。
(もちろん、それだけではないですが)
感動的な場面(?)があったときでも、
ついつい淡白な表現で流してしまう傾向があることを自覚しています。
本当は、これを目指したいです。
文章として書くのであれば、読み手があなたと同じ風景を想像したり、描けるのが理想です。
これは、まず不可能に近いくらい難しいことです。
●樋口裕一著『文章力の鍛え方』(ソーテック社/2007/P113)より引用
読み手に情景を映像としてイメージしてもらえたり、
心に何か温かいものを感じてもらえたり……。
そんな文章が、スラスラ書けるようになりたいです。
(なりたいなら、なればいい! ← 自分に気合を入れる言葉 笑)
人として、自分として、の感性を大事に育てながら、
文章力を鍛えていきたいと思います。
文庫版『文章力の [鍛え方]』もあります。
今日も、ありがとうございます!
皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!