あるがまま

カウンセリング&セラピー S-Breeze
(不安症専門☆愛知・岐阜・三重)

フォーカシング講座(5回目)に参加

今日(2/18)は仕事を終えた後、
日本産業カウンセラー協会主催の
フォーカシング講座(5回目)に参加してきました。

 

実は、昨晩(というより今朝)、
ソチオリンピックのスキージャンプ団体を
TV観戦していたので、寝不足状態での参加でした。

(不覚にも、セッション以外のときに、眠りそうになってしまいました)

 

今回は最初に、フォーカシングのデモンストレーション
(講師の方がリスナー役・25分間)が行われたので、
その観察と振り返りをしました。

そしてその後、参加者が2人1組になり、
フォーカサー(話し手)とリスナー(聴き手)の役を交代しながら
25分間のセッションを2回行いました。

 

今回も、フォーカサー(話し手)役のときは、
心の中にある感情やフェルト・センス(そこにある「感じ」・身体感覚)
について、ありのままに話しました。

自分の感情やフェルト・センスにアクセスして
自己一致した状態で、感じたままに言語化することは、
とてもいいトレーニングになります。

(カウンセラーとしても、フォーカシングのリスナーとしても)

 

相手の方が、いい感じに
私の言葉を伝え返してくださったので、
話しながら洞察がどんどん進みました。

 

リスナー(聴き手)役のときは、
まずはじっくり相手の話を聴きました。

そして、相手の口から強い感情を表す言葉が出てきたときに、
まずはその感情に対して共感しながら伝え返し、
その上で、フェルト・センスも感じてみることを提案しました。

 

その流れは決して不自然ではなかったと思いますが、
相手の方が「フェルト・センスを感じることは苦手」
だと言われたので、

それ以上は、こちらから提案することなく、
じっくり話を聴くことにしました。

ほとんど通常の傾聴になってしまいましたが、
これはこれで良かったのだと思います。

 

講座中でも、リアルなセッションでもそうですが、
フォーカシングのセッションを何度もしていると、

フェルト・センスを感じるのが苦手な方と
ときどき出会います。

 

その場合は、無理にフォーカシングに持ち込もうとはしません。

大事なのは、こちらの描いたシナリオ通りに進めていくことではなくて、
あくまで話し手に、話したいように話してもらうこと。

 

フォーカシングは、他の心理療法同様に、
万能ではないと思います。

ただ、素晴らしい技法であることは間違いないと思うので、
ピッタリマッチする場面や状況において
積極的に、あるいは、エッセンスだけを取り出して
活用していこうと考えています。

 

今日も、ありがとうございます!

皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!

個人セッション 愛知
   

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