今日は、ジュディス・ベック博士の本、
『認知療法実践ガイド:困難事例編』を紹介します。
本書は、以前紹介した
『認知療法実践ガイド・基礎から応用まで』の続編です。
翻訳は、伊藤絵美先生と佐藤美奈子さんが
しておられます。
本書は、526ページもある厚い本です。
読む前は、約35mmもある厚みに
圧倒されそうになっていたのですが……。
読んでみると、私の知りたかった内容のオンパレードで、
引き込まれると同時に、著者と翻訳者の先生に対して
感謝の気持ちが湧いてきました。
専門家として、
クライエントさん一人一人に合わせてカスタマイズした
認知行動療法を提供する場合、
様々な困難に直面することがあります。
本書では、その直面しうる困難の一つ一つを
具体例と共に示し、解決策の提案
(発生した問題をセッションに活かす方法など)
がなされています。
フルカスタマイズの本格的な認知行動療法を提供するためには
膨大な量の学びが必要になりますので、
大事な点をピンポイントで示してくれる
本書の存在は、とてもありがたいです。
『認知療法実践ガイド:困難事例編』
暗記するほど、何度も読み返したくなる
私にとって宝物の一冊です。
今日も、ありがとうございます!
皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!