昨日のPM11:00から今朝のAM4:06までの約5時間、
石井裕之先生のUSTREAM生放送が行われました。
タイトルは、「ラストメッセージ」。
今年の3月いっぱいで自己啓発分野での活動をやめられる
石井先生からの最後のメッセージということで放送されました。
石井裕之先生は、元セラピスト(催眠療法家)の先生で、
数多くのベストセラーの著者であり、
セミナーや勉強会などの講師としても活躍してこられた方です。
私は直接お会いしたことはないのですが、
石井先生の本や音声教材、DVDなどはたくさん持っています。
20代の頃に、マーフィー博士やナポレオン・ヒル博士の本で学んだ
「潜在意識」について、
30代の終わりごろに改めて学ぶきっかけを与えてくれたのが
石井先生の本や教材の数々でした。
伝説の催眠療法家であるミルトン・エリクソン博士の本で
学ぶきっかけを与えてくれたのも石井先生です。
もっと言うと、私がヒプノティストの資格を取得したのも
石井先生に影響を受けたことが関係していると思います。
今日の放送では、生き方・考え方・セラピーのコツや
コンテンツビジネスの成功の秘訣などについて、
たくさん話してくださいました。
著書に対する思いなども話してくださいました。
その中からセラピスト(とクライエントさん)のヒントになる話を
2つ紹介しますね。
★セラピーとは、つらさを消していくことでも、
暗示を書き換えることでもない。
クライエントさんが心の筋力を付けて、
自分を超えていくこと。
セラピストは、一歩踏み出すクライエントさんに
寄り添っていく。
これ、私も同感です。
今の自分を受け入れながら、
何とか前に踏み出していく姿勢こそが明日につながると思います。
(まず休息が必要な方も、もちろんおられます)
「悩みを消す方法」などのHow toを探すよりも、
まず自分と向き合うこと。
そっちの方が、100倍価値があると思います。
★クライエントさんはどこまでいっても
「一人のかけがえのない人間」である。
「○○障害の人」という風にカテゴリー分けせずに、
あくまで「一人の人間」として見る。
心の専門家などから
「あなたは○○(決め付けられた障害名など)だから、△△した方がいい」
と言われても、ほとんど心に響かないことってありますよね。
そんなとき私は、その専門家に対してこう思います。
「あなたはそう思うのですね。でも、私はそうは思いません」
人の話を十分に聴かずに、
勝手に決め付けて欲しくはないです。
(たとえそう思う原因が潜在意識の抵抗だったとしても、
まず話を聴いて欲しいです)
これ、カウンセラーが知識を身につけるほど陥りやすいことなので、
私自身、気をつけていかねばと思っています。
「人間は、精神医学で語りつくせる存在ではない」(注:私の言葉です)
ということを忘れてはいけないですね。
他にも色々たくさん話してくださいましたが、
この辺にしておきます。
3月いっぱいで自己啓発分野での活動をやめて
次に進まれる石井先生。
私が本格的に心理療法や精神医学を学ぶ前の段階のときに、
ベースとなる部分を構築するにあたり
書籍や教材を通してヒントをたくさんくださった石井先生。
石井先生が活動をやめられるのは寂しいですが、
石井先生から学んだことを大事にしながら
私も前に進んでいきます。
「一人で立つ」「一歩踏み出す」
「できないからやらない」ではなくて、「できることをやる」
石井先生、ありがとうございました。
「ラストメッセージ」を聴くことができて、
参加することができて、嬉しかったです。
(今までお会いしたことはありませんでしたが、
せめて、最後に参加できて本当に嬉しかった)
今日も、ありがとうございます!
皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!