感謝することで周囲の世界と調和する ~私の過去サイトから紹介

今日は、「私の過去サイトから紹介」シリーズで
記事を書きます。

2012年~2014年までアップしていた
『社会不安障害 ☆ 自力で克服体験記』からの紹介です。

 

私が社会不安障害(SAD)を克服するにあたり、実践していた方法であり
今でも自然に習慣づいている方法でもあります。

(簡単にできる方法です)

 

●「私の過去サイトから紹介」シリーズ

「治りたい」と「治りたくない」を整理する

自分を受け入れ許し続ける

「受け入れて感じる」ことで辛い感情は軽減されます

身体症状からのメッセージ

 

tanpopo

 

それでは紹介します。

 

ここでは、日々感謝していくことで、社会不安障害の症状を強める「逃げるか戦うか」の反応(交感神経が過剰に優位となり、緊迫状態を作り出す)の軽減を図っていきます。

感謝することによって、周囲の世界に自分を少しずつ調和させていきます。

 

●悩んでいた当時から今まで私が続けている方法

 

★空を見上げて「気持ちの良い青空をありがとう」

★緑の木々に「キレイな緑で癒してくれてありがとう」

★道端で咲いている花に「キレイに咲いてくれてありがとう」

★自分の車に「いつも気持ちよく走ってくれてありがとう」

★PCには「いつもお世話になっています。ありがとう」

 

… …という風に、自然や周りのものに感謝します。

口に出しても出さなくても、どちらでも構いません。

ただ穏やかに、心の底から感謝します。

これを日々の習慣とします。

※できる範囲で大丈夫です。

 

もちろん、人に対してもどんどん感謝を表現していきましょう。

ただし、感謝を通して見返り(依存したい、褒めて欲しい、認めて欲しいなど)を求めてしまいそうなときは、そこにある感情を認めた上で(「褒めて欲しいんだね」とその感情に寄り添うなど)、自然やものに向かって感謝していけばいいと思います。

 

潜在意識は決してごまかされないので、見返りを求めての感謝は感謝としてではなく、対人操作や依存行動などの欠乏感を増長させる行動としてインプットされかねません。

なので、ここでは純粋に「感謝する」ということに焦点を当てます。

 

ただ穏やかに心の底から感謝する。

「ありがとう」を言った(味わった)瞬間に、心がフワッと軽くなる。

そのような体験は誰にでもあると思いますが、それを意識的に積み重ねていくのです。

 

感謝することによって心がフワッと軽くなること、それが波長が上がる、あるいはプラスに転じるということだと思います。

もっと言えば、宇宙とのつながりを感じ取るということでもあると思います。

 

不安障害などで悩んでいると、
「誰も分かってくれない……」
「自分だけが取り残されている……」など、
世界から孤立した感覚に陥ることがあります。

私自身もそういう感覚は、社会不安障害のとき(プロフィール参照)に
これでもかというくらい味わいました。

 

そして、そういう感覚に陥れば陥るほど
さらに孤独になっていくんですね。

そんなとき、上の方法で自然や周りのものに感謝することで
「世界とつながっている自分」
「世界に溶け込んでいる自分」を
フッと取り戻す瞬間を感じることができます。

自分の中の緊張が、
じわじわっと緩むように感じられるかもしれません。

 

もしあなたが今、世界から孤立しているように感じているのなら
ぜひやってみてください。

最初はしっくりこない場合もあると思いますが、
繰り返しているうちに
「世界とつながっている自分」
「世界に溶け込んでいる自分」を感じられる瞬間が
きっと訪れることと思います。

 

自然や周囲に対しての「ありがとう」は、
自分に対しての「ありがとう」につながっています。

自尊心を育てることにもつながっています。

 

こういった小さな実践が積み重なって
不安障害克服への大きな力になります。

ピンときた方は、取り組んでみてください。

 

今日も、ありがとうございます!

皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!