今日、かつやさん(チェーン店)で、
お昼ごはんにメンチカツ定食を食べていたときのこと。
カウンターに座って食べながら、
他にどんなお客さんが来ているのかをさりげなく観察しました。
スマホを一生懸命見ている兄ちゃん。
壁の一点をじっとみつめたまま固まっているおじさん。
人の食べている料理を見て、注文を変更したおじさん。
しんどそうに咳をしている兄ちゃん。
怒った顔をしているおじさん。
いろいろな人がいた。
いろいろな人がいていいんだと、改めて思った。
そんな中、私はというと……
ご飯つぶを落としたり、ソースを口の周りにつけたり、
からしを多めにつけすぎて鼻をツーンとさせたり、
ときどき鼻をかんだり……
ゴーイング・マイ・ウェイで、
メンチカツ定食を美味しくいただいた。
私もまた、いろいろな人がいる中の一人。
一つのバリエーション。
いろいろな人がいる中の、
いろいろな人の一人であることを何だか心地よく感じました。
社会不安障害で悩んでいた頃の私は、
そんな風には思えなかったなぁ。
緊張していることを悟られると馬鹿にされる。
だから、緊張していることがばれてはいけない。
緊張していることを隠さねば。
うん、僕は緊張していないぞ~(と自分に言い聞かせ)
でも、隠そうとすればするほど、ますます緊張していましたね。
本当は「緊張している人」として、
そのまんまの姿でそこにいてもいいのに、
自分自身がそれを許せなかったし、人に見せるのが怖かった。
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緊張しているときは、緊張をそのまま表現すればいい。
怖いときは、怖い気持ちをそのまま感じて
(消そうとせずに「怖いよね」と受け入れて)、
そのままを表現すればいい。
「あるがまま」の自分を感じ、受け入れて、
「あるがまま」の姿でそこにいればいい。
そのことが腑に落ちてからは、
カウンターに座って食事を取りながら、
「みんな見てください。これが僕です!」と、
自分を奮い立たせるために心の中で叫んでいましたね。
そう叫びながらも、カチカチに緊張して、
箸を持つ手を震わせたり、
味噌汁を飲むとき首が震えるのでこぼしそうになったりしてました。
でも、今では緊張することもなく、震えることもなく、
ゴーイング・マイ・ウェイでいられます。
「あるがまま」のパワーは偉大ですね。
カウンターにはいろいろな人が座っている。
笑っている人。
嬉しい人。
悲しい人。
真剣な人。
急いでいる人。
眠い人。
考え中の人。
…
一人一人違うけれど、
一人一人違うまま、そこにいてもいい。
※もちろん迷惑行為や暴力行為などはNG
だから、「緊張している人」も、もちろんそこにいてもいい。
その考えが心に浸透する頃に、緊張は解けていくのです。
(緊張する必要が、どんどん薄れていく。
だって、そのまんまでOKなのですから)
そのまんまでOKと思えない人が、
そのまんまでOKと思えるように、
私もセッションやグループレッスン等で
支援していきたいと思います。
今日も、ありがとうございます!
皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!