私は大学を卒業して以来、
ずっと機械技術系の仕事をしてきました。
そして、今も個人事業主として
カウンセリング関連とは別に、機械技術系の仕事をしています。
(ルーム開業後は、カウンセリング優先でいく予定です)
これが、基本的には納期に追われる仕事でして……
一旦、「この日までに、ここまで納品する!」
というゴールを設定しましたら、
私の場合、「自動目標達成モード」に入り、
心と体がほとんど自動的にゴールに向かって動き始めます。
そして、あの手この手で効率化しながら
多少無理そうな仕事でも終わらせてしまいます。
※ブログの投稿が疎かになっているときは
仕事で「自動目標達成モード」に入っている場合がほとんどです。
※仕事で「自動目標達成モード」に入ると、
ブログの投稿にまでは頭が回らなくなってしまいます。
(……と、さりげなく言い訳を。笑)
そんな風にしながら何年もやってきているのですが、
個人事業主なので保障は何もありません。
忙しいときと暇なときのギャップはありますし、
受注の状況によっては
「これはちょっとヤバイのでは……」(受注が少なすぎて)
と思ったことも何度もあります。
自分でも「よく続けてこれているなぁ」と
感心しているくらいです。
そんな私ですから、経済的な「安定」というものに
憧れを感じたりしています。
例えば、毎月決まった収入が保証されている状態などに……。
「安定させなければならない」
「安定させなければ、個人事業主として一人前ではない」
「安定させなければ、未来が開けない」
そんな思いも、いつも私の中にあります。
先日読んだ、ディーパック・チョプラ博士の本
『富と成功をもたらす7つの法則』の中に、
「安定させなければ!」と意気込む私(裏には不安な気持ちもある)を
ほっとさせてくれる記述が書いてありました。
一方、不確実性は純粋な創造性と自由の肥沃な土地のようなものです。
不確実性とは、私たちの生活の一瞬一瞬で未知に足を踏み入れることです。
未知はすべての可能性の場で、常に新鮮で、常に新しく、いつでも新しい物事の創造に対してオープンです。
未知に足を踏み入れようととすれば、あなたには不確実性の英知という要素が組み込まれます。
これは、あなたの生活の一瞬一瞬において、興奮や冒険や神秘を経験するということなのです。
あなたは人生の面白さを経験します。
●ディーパック・チョプラ著『富と成功をもたらす7つの法則』
(角川文庫/2014/P110~111)より引用
「不確実性は純粋な創造性と自由の肥沃な土地のようなもの」
「未知はすべての可能性の場」
「不確実性の英知」
「興奮や冒険や神秘」
「人生の面白さ」
「ああ、不確実性の中にいてもいいんだ……」
「不確実性の中にいるから面白いんだ……」
ということに気づかされました。
というか、思い出しました。
(不確実なことを承知の上で独立しましたので)
「安定」という執着を手放すことによって、
かえって安定した結果を生み出せる。
あるいは、「安定」以上に素晴らしいことを経験できる。
これは、「症状を無くしたい」という強い思い(執着)を手放すことが
かえって症状を軽減させていく、ということに似ていますね。
これからは、意識的に「不確実性」を楽しみながら、
しなやかに、かつ強く生きていこうと思いました。
不安障害などでお悩みの方の中にも
不確実な現実を実感されている方がおられると思います。
その場合、「安定」への執着を一旦手放して、
「不確実性」の中に、何らかの楽しさ、喜び、面白さを
見出すことを心がける。
それだけでも、心の向いている方向が変わりますし、
現実も、それを捉える自分自身も変わり始めると思います。
とりあえず、私も積極的に「不確実性」を楽しんでいきます。
「安定」なんてどうでもいい、と思う頃には
今よりずっとずっと「安定」を手にしていることでしょう。
これは、決定事項です。(笑)
今日も、ありがとうございます!
皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!