『やめられない心 毒になる「依存」』
という本を読みました。
今日は本書の紹介と、
私のパチンコにまつわる体験について書いていきます。
『やめられない心 毒になる「依存」』は、
一冊丸ごと「依存」について書かれている本です。
★「依存」の3つの段階
・第1段階:内面に変化が起きる
・第2段階:ライフスタイルに変化が起きる
・第3段階:人生が崩壊を始める
★「依存」の2つのタイプ
・快感追求型
・力(権力)追求型
……などについて、かなり細かく分解した形で
解説されているので、とても参考になります。
「依存」の第2段階(ライフスタイルに変化が起きる)のパートに
私にとって身に覚えのある内容が書かれているのを見つけました。
アディクションに冒された人にとって、人の心配や忠告は不愉快で、腹立たしく感じられます。
人はうるさいことばかり言うように思え、心配されるのは煩わしくて迷惑でしかありません。
彼らにとって、自分のアディクション行為を肯定してくれるのでないかぎり、他人は重要ではないのです。
●クレイグ・ナッケン著『やめられない心 毒になる「依存」』
(講談社/2014/P106)より引用
私は今では5~6年以上は全くやっていないし、
興味もなく、普段は思い出すこともないのですが……
以前、パチンコ/パチスロに、はまっていた時期がありました。
当時は会社からの帰り道(当時は会社員だった)に
吸い込まれるようにパチンコ屋に行くのが習慣になっていました。
「行かないほうがいいよ」という同僚や友人の忠告を
煩わしく感じていたし、友人の誘いよりも
パチンコ/パチスロを優先させていました。
人と関わっているよりも、パチンコ屋にいるほうが
居心地がよかったのです。
今から思えば当時の私は、
本当にもったいない時間とお金の使い方を
していたなぁと思います。
今、当時の自分に声をかけることができるとしたら、
「人との交流を、もっと大事にしたほうがいいよ」
「その時間、勉強にまわしたほうがいいよ」
と、言いたいです。
言っていること、当時の同僚や友人と同じですね (^-^)
聞く耳を持たなかった私に対して声をかけてくれた
同僚や友人への感謝の気持ちが湧いてきました。
「ありがとう。おかげで卒業できました」
『やめられない心 毒になる「依存」』
「依存」のメカニズムについて学びたい方・知りたい方に
お勧めの一冊です。
私としては、「依存」を3つの段階に分けて捉える考え方が、
とくに勉強になりました。
今日も、ありがとうございます!
皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!