私は約3年前からブログを書いている(※)のですが、
いまだ自分の文章力が十分に上達できているとは
思っていません。
※アメブロから始めました。
むしろ、
「面白くない記事を量産してしまっているのでは……」
と、反省しています。
もちろん、これから改善して
もっと読んでくださる方の心に響くような文章が
書けるようにしていきたいと思っています。
そんな私が最近読んだ本……
川上徹也氏の『自分の言葉で語る技術』の中に、
読んで自分が恥ずかしくなった記述が書いてありました。
小学校でほめられる作文のもうひとつのポイントは、「感情や気持ちをあらわす言葉を書かない」ということです。
●川上徹也著『自分の言葉で語る技術』
(クロスメディア・パブリッシング/2011/P114)より引用
「小学校でほめられる作文のもうひとつのポイントは……」
この部分を読んで、
「私は小学校で褒められるような領域にすら達していないんだなぁ」
ということに直面させられ、
少々自分が恥ずかしくなりました。
感情や気持ちを表す言葉。
「楽しかった」
「悲しかった」
「嬉しかった」
「悔しかった」
……
これらの言葉を使っても、
その感情は読者さんには伝わらない。
むしろ、上記の言葉を使わずに、
その気持ちになったときのエピソードを書くことで
感情が伝わるとのこと。
『自分の言葉で語る技術』より
例文を引用すると……
もうすぐゴールだったのに、コケてしまいました。
あんなに練習して絶対に1位だと思っていたのに、くやしかったです。
↓
もうすぐゴールだったのに、コケてしまった。
どうやって立ち上がりゴールしたかはよく覚えていない。
田中先生は「ドンマイ」と声をかけてくれた。
友だちたちも何も言わない。
ぼくは近くにあった鉄棒に向かって逆あがりをした。
何度も何度もまわった。
そうしないと、「あんなに練習したのに」という言葉が口から出てしまいそうだったからだ。
●川上徹也著『自分の言葉で語る技術』
(クロスメディア・パブリッシング/2011/P115)より引用
なるほど。確かに後者の文章のほうが
情景を含めて感情が伝わってきますよね。
でも書くの、大変そう……。
あまりブログに時間をかけていられないので、
手っ取り早く「楽しかったです」と書いてしまう。
その結果、伝わるものの少ない記事が多くなってしまった。
それが、私のブログですね……。
このまま、上達しないままに
ブログの記事を量産していっても進歩がないので、
少しずつでもいい文章に近づいていけるように
これから改善していこうと思いました。
とはいえ、あまり時間をかけていられないという
事情もあるので……。
できることからやっていきます。
さぁ、前に進んでいこう!
今日も、ありがとうございます!
皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!