自己表現や自己開示の練習になる「アンゲーム」

今日は、カウンセラー仲間の速水さん主催の
「コミュニケーション講座」に参加してきました。

今日の講座では、
「ゲームじゃないゲーム(勝ち負けのないゲーム)」
という意味を持つ「アンゲーム」を6名で行いました。

 

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ここで、アンゲームを簡単に紹介します。

ungame1

 

アンゲームは、すごろく形式で行われるゲーム。

メンバーは順番にさいころを振り、
出た数の分だけコマを進めます。

 

★「ungame(アンゲーム)」という
黄色い文字が書いてあるマスにコマが止まった場合、
カードを1枚めくります。

カードには、例えば
「あなたの貧乏体験を聞かせてください」(私の得意なテーマ 笑)
などの文章が書いてあります。

 

プレーヤーは、その文章を読み上げ、
内容に従って話をします。

他のメンバーは黙って話を聴きます。

もし、プレーヤーが文章の要求に応えたくなければ(話したくなければ)、
「パス」をしても構いません。

 

★もし、コマが「?(コメント)」というマスに止まった場合、
プレーヤーは、他のメンバーの話を聴いた感想や意見、
または自分のことなどについて自由にコメントします。

その場合も、他のメンバーは、黙って話を聴きます。

 

ルールを大雑把に言うと、こんな感じです。

(ゴールというものは、ありません)

 

実は私はこのアンゲームを所有しているにもかかわらず、
ずっと箱に入れっぱなしで、
今までゲームをしたことがありませんでした。

なので、今回は使い方の勉強のつもりで参加しました。

 

参加してみた感想は……

この「アンゲーム」。

自己表現や自己開示の、いい練習になると思いました。

 

私は口数の多い方ではなく、話も上手な方ではないと思っていますが、
アンゲームでは「自分の話したい内容を簡潔にまとめて話す」
ということを繰り返しますので、
私にとっては、話す練習としても有意義な時間だったと思います。

※アンゲームで上手く話すことを求められている訳ではありません。

また、他のメンバーが話しているときには黙って聴きますので、
聴く練習にもなりました。

 

今、考えているのは……

この「アンゲーム」。

社会不安障害などの症状で
自己表現を苦手に感じている方の練習用としても
使えるのではないかということです。

 

カードを読み上げる練習。

自分の話したいことを話す練習。

自己開示する練習。

自分を受け入れる練習。(完璧を求めない練習)

「パス」と言う練習。(意思表示する練習)

人前で、さいころを振る練習。

自分の順番が回ってくる感覚に慣れる練習。

 

……など、かなり有意義に活用できると思います。

 

ちなみに、アンゲームに付属のカードには
【1】と【2】の2種類のセットがあります。

 

【1】は、すばやく気軽に答えやすい内容になっています。

ungame2

 

【2】には、深刻な感情や重要な価値観を
触発するような内容も含まれています。

ungame3

 

まずは、答えやすい【1】からお試ししていただく、
といったこともできるので、
そういった意味でも使いやすいと思います。

 

今日は、速水さんが開催してくださったおかげで
有意義で楽しい学びの時間を過ごすことができました。

また、先輩カウンセラーを含めた顔見知りの方々と
ご一緒できたことも嬉しかったです。

今日は、ありがとうございました!

 

今日も、ありがとうございます!

皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!