今日は午後から、
日本産業カウンセラー協会主催の
実践フォーカシング講座(3回目)に参加してきました。
前回(2回目)から56日ぶりということもあって、
みぞおちの辺りに「どきどき君」がいる状態で参加しました。
(前回もだったかな? 笑)
全員が順番に
「今感じていること」や「前回以降に起こった心の動き」などを
発言・シェアーする時間が終わった後は、
2人1組になって、インタラクティブ(双方向)な
応答の練習をしました。
具体的には、
「出身地は?」「お母さんの名前は?」といった質問を
以下の2パターン行い、
感じたことなどをペアになった方やグループ内でシェアしました。
①質問者が質問 → 返答者がすぐ返答
②質問者が質問 → 返答者が10秒待ってから返答
①の場合はスムーズにテンポ良く
「質問 → 応答」の流れを繰り返すことができ、
また、返答者役のときも質問にのみ集中することができ、
違和感がありませんでした。
それに対して、②の場合は、返答者役のとき、
時計で10秒カウントすることに気をとられてそわそわしたり、
「10秒ピッタリに答えなければいけない」と変に力んだりして
質問・回答に集中することができませんでした。
このときの感じ方は人それぞれなのですが、
私の場合は、「もう少し力を抜いてもいいんじゃないかな」と
自分で思いました。
その後、
「山や木々を眺めるようにして(自分が)座っているイラスト」
の描かれた用紙が配られました。
自分は公園内のベンチに座っていて、
正面(公園の反対側)にもベンチが3脚見えます。
そのイラストの中に、
「今、どんなことが気になっているか」
(プラスのことも、マイナスのことも)
を表現するものを、しっくりくる場所に配置します。
(クレヨン、色鉛筆などで描きます)
表現方法は、好きな色、形、マーク(文字も可)などを使って
自分の中にあるものとピッタリな、
なるべくしっくりくるような形で表現します。
私は、自分の心の中を以下のように表現しました。
※細かい部分は省略
★自分の正面に見えるベンチには、
「不安定」な感じ(グレー色)を配置
★公園内には、「目標達成の難しさ」(グレー色)と、
「揺らぐ自信」(グレー色)を配置
★同じく公園内に、
「日々のステップ(小さな前進)」(=前向きな感じ)(黄色)と、
「エネルギーUP」(=前向きな感じ)(黄色)を配置
(躍動している)
★公園の向こうの緑の木々の間に、
「目標」「夢」「友」(すべて黄色)を配置
(そこから広がる波紋が、私にエネルギーを供給している)
★空には、「何とかなるさー!」(オレンジ色)を配置
(全体を包み込んでいる)
それぞれが用紙の中に
「今、どんなことが気になっているか」を描いた後は、
3人1組になり、描画を使ってのライブ・セッションを行いました。
3人の内訳は、
「語り手(フォーカサー)」「聴き手(リスナー)」「観察者」です。
私は、絵を描いている間には、
その絵全体のイメージや自分の体感覚(フェルト・センス)に
ピッタリくる言葉が見付けられませんでした。
その状態でライブ・セッションに臨んだわけですが、
語り手(フォーカサー)役のときに
私の絵を見ながら私の感覚を聴いてくださった
聴き手(リスナー)役の方が、大きなヒントをくださいました。
「私、この絵を見ていると
A-1さん(私)が觔斗雲(きんとうん)に乗ってるように見える」
「觔斗雲!」
「觔斗雲」という言葉が出てきたときに、
それを自分の中に落とし込んで味わってみると……
「乗りこなせていない觔斗雲」
という言葉が、自分の中から出てきました。
「乗りこなせていない觔斗雲」
ああ、何だかしっくりくる……(笑)
「觔斗雲」という言葉からは、私の場合、
冒険のイメージが連想されます。
そして今、正に乗りこなそうと試行錯誤しているところです。
考えてみると、私の中にある「不安定」「揺らぐ自信」の部分は、
そのほとんどが自分で選択したこと(目標を目指すこと)
に起因しています。
自ら飛び込んだ「不確定な領域」。
スモール・ステップ(小さな達成)の積み重ねで
少しずつ実現に近づいていっている……。
つまり、自分は「冒険」しているんだ。
そのことを、思い出させてくれました。
「不安定」「目標達成の難しさ」「揺らぐ自信」
だけを見ると、何だか難しそうな未来が待っているような
印象を受けますが、
「自分は觔斗雲に乗った冒険者なんだ!」
と思うことで、不安定ささえ楽しめる気持ちが
よみがえってきました。
今までもこの感覚で、
心の病や1度目の個人事業の失敗、大きな借金、その他仕事の問題など
全て乗り越えてきたじゃないか。
自分の持ち味を活かしながら頑張っていこうという力が
みなぎってきました。
(やったるぜ! ← シンプルな私 笑)
今回も、とても楽しくて、学び多き時間でした。
講師や参加者の皆様、ありがとうございました!
(ここまで長文を読んでくださって、ありがとうございます)
今日も、ありがとうございます!
皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!