私の「ゾゾォー」体験 ~未完了な感情を経験する

今日は、私の「ゾゾォー」っとした体験と、
その体験を通して実感できたことを書きますね。

※私の中にあった「ゾゾォー」の種についても書きます。
(高校時代の、ある告白が関係しています)

 

私は夜にファミリーレストランに行って
食事の後、そこで読書をすることが多いです。

先週末も、いつものように読書していました。

 

そのとき、30代くらいの男性客2人が来て
私のテーブルと同じ列のテーブル(2つ向こう)に座りました。

2人は同じソファーシートに並んで座り、
テーブルを2つはさんで、
私と向かい合う形になりました。

(真っ直ぐ前を向くと、彼らと目が合ってしまう位置関係です)

 

はじめは普通に食事を摂っていた2人。

どうやら、ラブラブモードに突入したようで、
肩に手を回したり、頬を寄せ合ったりなど
動きが怪しくなってきました。

 

2人はイチャイチャしながらとても幸せそうで、
それについては、私はとやかく言うつもりはありません。

あくまで私の体験として書きますが、
男2人でイチャイチャしている彼らを見て
私に鳥肌が立つような悪寒が走りました。

「ゾゾォー」

 

彼らは私の正面にいたので
どうしてもチラチラと目に入りました。

しばらくは、自分の中の「ゾゾォー」を感じながら
「2人きりの場所でやってくれ」なんて思っていたわけですが、
そのとき、ふと思いました。

 

「自分には関係ないのに、どうしてこんなにゾゾォーっとするのだろう?」

カウンセラーとして、自分の中のこの部分と
向き合わなければという気持ちが生まれました。

 

こんなとき、活用するのが「フォーカシング」。

自分の中にある「ゾゾォー」をじっくり感じながら、
その「ゾゾォー」に、何を表現したがっているのかを尋ねてみました。

 

すると……蘇ってきました!

すっかり忘れていた、ある記憶が!

「ゾゾォー」

 

その記憶とは……

わざわざ書くほど嬉しい記憶ではないですが……

高校時代に、他の男子生徒から告白されたことです。(汗)

「ゾゾォー」

 

告白された後、
「そんな趣味はない。頼むから、そんなこと言わないでくれ……」
と脱力しながら、やっとの思いで伝えたときに感じた「ゾゾォー」。

インパクトが強烈だったことを思い出しました。

 

そのときの「ゾゾォー」が、今、熱い2人を前にして
再体験として呼び起こされたのですね。

 

なるほど~。

私の中に、こういった「ゾゾォー」の種が潜んでいたんだ。

この際、「ゾゾォー」を感じつくそうと思い
彼らの様子をチラチラ見ながら
自分の中にある「ゾゾォー」をじっくり味わってみました。

 

すると、私の中に変化が!

段々「ゾゾォー」の度合いが減ってきて、
「勝手にどうぞ!お幸せに!」という気持ちが強くなりました。

そこには、微笑ましい気持ちで2人を見つめる
私の姿がありました。(笑)

 

未完了な感情は、十分に経験することで(感じることで)
軽減されていきます。

(今回の場合は、それプラス気づきですね)

そのことを改めて実感できた
夜のファミリーレストランでのナイスな体験でした。

「どうぞお幸せに!」

 

今日も、ありがとうございます!

皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!