あるがまま

カウンセリング&セラピー S-Breeze
(不安症専門☆愛知・岐阜・三重)

ビクッとなった私の今と昔

今日、お昼ご飯を食べるためにカツ丼屋さんに行ったときのこと。

久しぶりに「ビクッ」となりましたので、
そのことについて書きたいと思います。

 

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私が社会不安障害で悩んでいた頃(プロフィール参照)、
今よりもずっと頻繁にビクッとなっていました。

※身体を瞬間的に震わせた状態

 

鋭い視線(とくに攻撃性の感じられる)を感じたりしたときに、
よくビクッとなっていましたね。

ビクッとなった後でもしばらくはドキドキが収まらず、
どんどん緊張を高めていたように思います。

 

同時に、ビクッとしたことを周囲の人に見られていたかどうか、
あるいは、緊張していることがばれているかどうかも気にしていましたね。

あくまでも、何事もなかったかのように振舞おうとしながらも、
緊張はどんどん高まっていく。

(または、緊張の高い状態がしばらく続く)

そんな感じでした。

**********

さて、今日の私の「ビクッ」について。

カツ丼と豚汁をオーダーして、
スマホでインターネットを見ながら待っていました。

 

通常は、客席と客席の間(中央)にある
店員用の通路(カウンタースタイル)から料理が渡されるのですが……

今日はそこからではなくて、
私の斜め後方から店員さんが料理を運んでくれました。

 

運んでくれたときに、その店員さん(若い女性)が、
「お待たせしました!カツ丼と豚汁です!」と
大きな声で元気よく声を出しました。

突然、予想外の方向から大きな声がしたので、
私はビックリして「ビクッ」となったのです。

 

私はビックリしたので、
「ああ、ビックリした!」と思わず言いました。

そして、身体が反応するままに「ビクッ」となりました。

 

その後はドキドキすることもなく、
「ビクッ」を隠そうとすることもなく、
普通にカツ丼を食べ始めました。

食べながら、
「そういえば、社会不安障害だった頃はこんな風にはいかなかったなぁ」
ということを思い出しました。

**********

今日は、驚いたのでビクッとなりましたが、
緊張していたわけではありません。

ビックリしたときにビクッとなるのは、ごく普通のことだと思っていますので、
隠す必要もなく、緊張を高めることにも繋がりません。

 

でも、社会不安障害だった頃は、
たとえ驚きからの「ビクッ」だとしても、
悟られてはいけないとそれを隠そうとし、
緊張を高めていました。

※ビビッていると思われたくなかった。

ビクッとしたときの体感覚(高まるドキドキ含めて)も、
相乗的に緊張を高めることに繋がっていたと思います。

 

じゃあ、今と当時の違いは何かと言うと、
以下のことが私の中に定着していることが大きいと思います。

 

★ビックリしたときは、ビクッとなって当たり前。
それをそのまま表現すればいい。

※怖くてビクッとなった場合は、怖さを表現すればいい。

 

★ビクッをそのまま感じ、受け入れればいい。
(受け入れるということを意識しないほど自然に受け入れている状態)

★ビクッをごまかそうとしたり、無かったことにしようとせずに、
「ビクッ」と一体化すればいい。

 

★誰かにビクッを見られたとしても、全く構わない。
指摘されたときは、「ビックリしちゃった」と言えばいいだけ。

※「怖くてビクッとなっちゃった」の場合も。

 

★身体がビクッとなったからといって、緊張に結びつける必要はない。
(ビクッとなったからといって、緊張しているとは限らない)

 

要するに、起こったことをそのまま感じ、受け入れ、表現する。

隠そうとしない。ごまかそうとしない。

(隠す必要がない。ごまかす必要がない。だから怖くない)

正に、「あるがまま」の姿勢の一例ですね。

 

「そんなこと分かっているけど、できないから困っている」

そう思われる方もおられると思います。

 

一気に実現しようとすると、
まるで別の人間に生まれ変わらなくちゃいけないような
錯覚を受けるかもしれませんが……

実際は、小さな挑戦(あるがままを表現する、あるがままを感じる)の
積み重ねが重要です。

 

そのあたり、私もグループレッスンや個人セッションで、
お一人お一人に合わせた形でサポートさせていただきますね。

※2015年9月現在、いろいろ準備中で、
個人セッションのWeb募集は停止しております。
準備に時間がかかっており、申し訳ございません。m(_ _)m

 

今日も、ありがとうございます!

皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!

個人セッション 愛知
   

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