「ちっぽけな自分」からはじめよう

私は、自分の中のちっぽけな部分(ちっぽけな自分)と
よく出会います。

 

その度に、

自分のちっぽけさと直面することから逃れようとしたり

自分に都合のいいように解釈しようとしたり

自分のちっぽけな欲求と反対の行動をとってごまかそうとしたり

誰かのせいにしたり

何かのせいにしたり

虚勢を張って、自分のちっぽけさを隠そうとしたり

誰かと無意味に張り合ったり

意地になって競争したり

誰かを見下して、ちっぽけな自分の埋め合わせをしようとしたり

誰かの保護者や教育者のように振舞って、
ちっぽけな自分の埋め合わせをしようとしたり……

 

そんな自分が顔を出そうとするけれど……

 

上記のような、
「ちっぽけな自分から逃れようとする(ちっぽけな)自分の心」
に敏感になって、

逃げることなく自分のちっぽけさと
真っ直ぐ向き合うことを心がけています。

※ここでいう「向き合う」=認める、感じる、自己洞察する。

 

もちろん、100%はできていないし(遠く及ばないし)、
これはあくまで自分だけの心がけであって、
誰かに同じことを要求しているわけではないけれど

※人によっては大きな痛みが伴います。無理は禁物です。

 

心の専門家としてやっていく以上、
自分がどんなときに、どのように反応するのか、
それは自分の中にある何がそうさせたのか、

そんな部分と向き合っていくことは、
とても大事なことだと思っています。

 

クライエントさんの心を、むやみに傷つけてしまわないように。

そして、自分の心の器を大きくしていくために。

 

今日もまた、少々凹みながらも
自分のちっぽけさを真っ直ぐ見つめて
心静かに受け入れました。

 

明日からもまた同じように、
「ちっぽけな自分」を認めながら、受け入れながら
生きていこうと思います。

今回、「ちっぽけ」という言葉を連呼しましたが、
そこには愛情もこもっているということをご理解ください。

 

今日も、ありがとうございます!

皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!

 

逃避、抑圧、投射(投影)、同一視、反動形成
合理化、補償、昇華、置き換え、摂取、否認、歪曲など。

心の防衛機制って、奥が深いですね。