今日は、カリスマと呼ばれるほどの実力者である
精神科医の神田橋條治先生の本、
『技を育む』を読みました。
神田橋先生の本を読むと、
その深さに私はただただ圧倒されます。
神田橋先生は、精神科医の実力者でありながら、
決して精神療法や薬物療法の枠内に
とらわれてはおられません。
治療のためなら積極的に新しい技を身に付け、
それを活かしておられます。
そして、実践を通して、
どんどん技を進化させていっておられます。
凄まじい探究心と行動力。
私も、その姿勢を見習わなくてはと思いました。
病と治療について論理体系があるとしたら、
それは個々の患者の外にあるのではなく、
複雑系としての個体のなかに、しかもアナログの形で在るはずだ、
と信ずるようになると、整体や経絡治療や気功も食養も精神療法も、
個体内部の治療体系という複雑系の一部を、
互いに重なり合いつつ担っている、とのイメージがうまれました。
●神田橋條治著『技を育む』(中山書店/2011/P137)より引用
上記引用文にあるように、
神田橋先生は、治療に整体、経絡治療、気功などの技を
取り入れておられます。
しかも、その一つ一つの技が凄い。
患者の写真を見るだけで、脳にある「邪気」を感知されたり、
患者の病に関連した「経絡」や「ツボ」が見えておられたりと、
凡人の私には、とても真似のできない領域のことを
さらりとやっておられます。
実は、神田橋先生のそういった部分に
私は尊敬の念を抱きながらも親しみを感じています。
私も子供の頃から、エネルギーワークに慣れ親しんできた口で、
今でも「クォンタムタッチ」や「(旧)波動調整」などの
練習を続けています。
クォンタムタッチとは
http://www.quantumtouchjapan.com/what_qt.html
もちろん、神田橋先生と私とでは、
神様と凡人くらいの差があります。
それでも、私自身、自分のエネルギーワークの技を
活かしていきたいと常々思っているので、
そういう道もありなんだというお墨付きをいただいたような、
そんな気持ちに勝手になりました。
(少々都合のいい解釈ですが)
ちなみに、私のエネルギーワークのキャリアは
もうすぐ30年になります。
ですが、神田橋先生の足元にも及んでいません。
そんな状態ですが、自分にも技を活かせる道は
きっとあると思います。
これから時間をかけて見つけていこうと思います。
ただ、自分の技を活かすために
クライエントさんが存在しているわけではないということは、
決して忘れてはいけないと思いました。
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今日も、ありがとうございます!
皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!