相談援助職の記録の書き方 ~避けたい表現と好ましい表現

八木亜紀子先生の本
『相談援助職の記録の書き方』を読みました。

この本は、後々問題にならないような
ちゃんとした面接記録の書き方を教えてくれる本です。

 

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記録の事例も充実していて

・医療現場の記録
・高齢者施設の記録
・ケアマネジャーの記録
・就労支援の記録
・カウンセリングの記録

が掲載されています。

 

カウンセリング以外の記録を見るのは
私にとってはあまりないことなので、
カウンセリング以外の事例も興味深く読むことができました。

 

本書は記録の書き方の解説書ではありますが、
それだけでなくアセスメントや見立ての参考にもなる本です。

※アセスメントについては、以下の記事を参考にしてください。

認知療法・認知行動療法もアセスメントが大事

 

また、本書はクライエントさんの危機的状況に対して
カウンセラーとしてどう判断するのかの記述も充実しています。

読む前に予想していたよりも、ずっとタメになる本でした。

 

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『相談援助職の記録の書き方』で、細かく配慮されているのは
面接記録に記載するときの言葉の表現についてです。

例えば、「のろい」(避けたい表現)を
「体の動きがゆっくりしている」(好ましい表現)と表現したり。

 

当たり前のことではありますが、
ついうっかり「のろい」のような「避けたい表現」を
使ってしまわないように、気をつけていかねばと思いました。

「のろい!」という言い方は何か見下したような
攻撃的なニュアンスが感じられますので
言われたら嫌ですよね。

 

レッテル貼りを避け、実際のことだけを具体的に書く。

そう心がけていきます。

 

これはおそらく気をつけるという問題ではなくて、
カウンセラーの心の中や人に対する姿勢が
そのまま表れてしまうという問題のような気もします。

そういった部分も含めて
しっかり自分と向き合って、まず自分を整えて
信頼していただけるカウンセラー目指してやっていこうと思います。

 

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今日も、ありがとうございます!

皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!