今日は、岡田尊司先生の新書『ストレスと適応障害』の紹介と
読んだ感想などを書いていきます。
ストレスに対する日々の心がけについても
書いていきますね。
この本は、ストレスと適応障害をテーマに、幅広く、
愛着スタイル、発達課題、パーソナリティの問題との関連までを
取り上げた本です。
自己確認できるテストも充実しており、
第5章「あなたの適応力をチェックする」(P140~157)全体が、
メンタルの強さを測ることのできるテストとなっています。
ご自分のメンタルの強さが一体どのくらいのものなのか
知りたい人にとっては良いツールになりますよ。
テストの一問ごとに、岡田先生の解説がしっかり載っているので
とても参考になります。
ここで、本書の中から、日々の心がけについて
ヒントを得られた部分を引用します。
容量オーバー型の適応障害やうつを予防するうえで、一つ大事なことは、情報入力を少しでも減らす努力をすることである。
脳が容量オーバーを起こしているうえに、遅くまでテレビやネットをしてしまっては、ますます情報負荷が過剰になって、容量オーバーを悪化させてしまう。
ネット依存の人にうつが起きやすいのも、その要因の一つとして容量オーバーに拍車がかかるためと考えられる。
●岡田尊司著『ストレスと適応障害』(幻冬舎新書/2013/P182)より引用
なるほど。確かにそうかも。
私も、仕事の締切に追われたり、読書、勉強、ブログ投稿などで
いっぱいいっぱいになることも多いのですが、
そんなときは、ネットサーフィンで気分転換をしていました。
しかし、それは正に、情報負荷の上乗せ。
気分転換をしているつもりでも、実は脳の容量オーバーを
さらに悪化させていたのですね。
それでは脳を休めることにはならないですね。
これからは、5~10分間ほど目を閉じて、何も考えずに
ぼ~っとする時間を、設けようと思います。
あれもこれもといっぱいいっぱいになっておられる方、
たくさんいらっしゃると思います。
容量オーバーを悪化させる前に、
目を閉じてぼ~っとする時間、ぜひ設けてみてください(^-^)
今日も、ありがとうございます!
皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!