インナーチャイルド 本当のあなたを取り戻す方法 ~心に残るピースサイン

インナーチャイルド 本当のあなたを取り戻す方法
(J.ブラッドショー著)という本を読んでいます。

内容をちょっとだけ紹介しますね。

 

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本書には、「乳児期」「歩行期」「学童前期」「学童期」「思春期」の
それぞれの発達段階において、
どのくらい心が傷付いているかを確認するための
簡単なテストが付いています。

そして、それぞれの発達段階に合わせた
心を癒すエクササイズが多数紹介されています。

実践できるワークや
新しい気付きが得られるヒントが満載の本です。

 

私自身は10年以上に渡って
自分の心の中にあるものと向き合って
心の傷みを解消してきたので、
今ではかなりニュートラル(中立)な状態にあると感じています。

なので、本書のテストをしても(他の心理テストをしても)、
特に大きな傷は出てきません。

それでも本書を読むことは、
子供の頃や学生時代にあった
辛かったことや悲しかったことなどを
振り返ってみるいいきっかけとなりました。

 

今日は、25年以上昔の高校2年生だった頃のことを書きます。

当時私は、クラスではいじられ役であり、
よく笑いを取ったりもしていたのですが、
明るいように見せかけて、
実は自己表現があまり得意ではありませんでした。

 

とても仲がよくてまとまりのあるクラスだったので、
私も男女関係なく仲良くできていたのですが、

当時の私は、好きな娘の前では
思うように話せなくなってしまうという
悩みを持っていました。

(懐かしいなぁ)

 

当時はちょうど、自己開示をしながら笑いを取るということに
目覚め始めた頃なのですが、

自分自身でネタにしていたこともあり、
クラスの誰もが私がどの娘のことを好きなのか、
知っていたように思います。(笑)

(○○○さん、当時は調子に乗りすぎて、すみませんでした)

 

そんな感じで、不器用に片思いをしながらも、
そこそこ楽しい高校生活を送っていた私です。

 

ある日、仲良くしていた同性の友達のひとりが
なぜかいきなり私に向かって
勝ち誇った様にピースサインをしてきました。

そのとき友達は無言だったので、私としては
「???」だったのですが、

放課後に、他の女性のクラスメイトから、
その友達と私の好きだった娘が
付き合い始めたということを知らされました。

 

それを聞いた私はショックを受けました。

そして、その友達と自分のことを比べ始めました。

 

勉強の成績も

スポーツも

精神的な大きさも

全てにおいて、負けているように感じました。

 

当時の私は、自己肯定感に欠けているところがあったのですが、

「あいつには勝てるわけないよな」

「やっぱり俺じゃだめなんだよな」

と、さらに自信を失ってしまったことを覚えています。

 

ただ、そんな凹んでいる気持ちを知らない
周りの友達が、私に向かって

「お前、あの娘のこと、好きだったんだろう」

などと平気で言ってくるので、しょうがないから、
凹んでいる気持ちさえ笑いのネタにしていたのですが、
本当は、辛かったです。

 

でも、心のどこかで、

「俺よりも、あいつ(友達)の方が、あの娘にふさわしい」

と思っていました。

 

今思うと、防衛機制の「合理化」丸出しですが、
当時は当時で、自分なりに
一生懸命受け止めていたのだと思います。

(今だったら、もっと純粋に、二人の幸せを祝福すると思います)

 

※合理化……何かもっともらしい理由を付けて、
自己を正当化しようとする防衛機制。
本当の動機が自覚されていない行動、感情、考えなどに、
論理的、道徳的に受け入れられるような説明をつけること

(この場合、アタックしなかった自分の弱さを正当化など)

※防衛機制……心の安定を図るための、自我による無意識的な働き。

 

当時は、人と自分を比べて勝ち負けにこだわったり、
自己肯定感の低さのために
必要以上に自分を低く見たりしていました。

今ではその部分は、かなり解消されていると感じますが、
好きな人の前でうまく話せるかどうかということについては、
実際にそうなってみないと分かりません(笑)

まぁ、高校生当時よりは、うまくできるとは思いますし、
今では自分のそんな部分こそ、
大事にしていきたいと思っています。

 


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今日も、ありがとうございます!

皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!