穴口恵子さんの本、
『インナーチャイルドと仲直りする方法』を読みました。
本書は、インナーチャイルドを癒し、
人生の夢を実現するためのワークブック。
ワークは、付属のCDを聴きながら進めるようになっています。
私はインナーチャイルドを癒すというテーマで、
自分の技法の幅を広げるヒントをもらうために読んでみました。
(CDも聴きました)
本書のワークは、基本的には
CDを聴きながらのセルフ催眠療法です。
「感じる」ということを大切にしておられるところなどに、
自分の考え方と近いものを感じました。
各ワークは、自分の中にいるインナーチャイルドと対話しながら進めます。
そのワークの振り返りの項目の1つに、こんな質問が書いてありました。
インナーチャイルドのどんなところが魅力的だと伝えましたか?
●穴口恵子著『インナーチャイルドと仲直りする方法』
(ソフトバンククリエイティブ/2010/P78)より引用
”大人の自分が子どもの自分に、
「あなたはこんなところが魅力的だよ」って伝えてあげる。”
不安障害などで悩んでいる方の中には、
子どもの頃の自分の辛かったことや寂しかったこと、
劣等感を感じていたことなどばかりが
頭に浮かんでくる方もおられるかもしれませんが……
(まさに私がそうでした)
ときには、自分が子どもの頃に持っていた魅力を探して
書き出してみるのもいいなぁと思いました。
大人の自分の視点から見ると、
子どもの頃には気づけなかった自分の魅力が
見えてくるかもしれません。
私も早速、見つけてみました。
1つだけ書くと、
「生き物をかわいがる」というのが浮かんできました。
犬、文鳥、インコ、ハムスター、リス、チンチラ、
金魚、ザリガニ、イモリ……
色々な動物(生き物)を子どもの頃から飼っていましたが、
どの動物さんも私に元気をくれました。
今頃みんな、天国で元気にしているかな?
ありがとう。
思いがけず、久しぶりに昔飼っていた動物さんたちに思いをはせて、
感謝を伝えることができました。
ちょっと本の内容から離れてしまいましたが……
よろしければ皆さんも、ご自分が子どもの頃に持っていた魅力、
探して書き出してみてくださいね。
そして、「子どもの頃からずっと自分の中にいる(傷ついた)心」に
伝えてあげてくださいね。
私も自分のインナーチャイルドに伝えてみました。
「えいちゃんって、動物いつもかわいがっているね」と。
そうしたら、インナーチャイルドは、
「動物たちがかわいくて仕方ない。死んだときは悲しかったけどね」
と言って笑っていました。
「みんなかわいかったよね」と返事しながら、
私も温かい気持ちになりました。
「自分が子どもの頃に持っていた魅力」
誰かに見せるものでもありませんので、
優しい目で子どもの頃の自分を見つめて、
自由に見つけてくださいね。
(見つけられた子どもの頃のご自分の魅力、
きっと今でもその魅力を持っておられるのではないでしょうか?)
今日も、ありがとうございます!
皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!