今日は(今日も)、私が社会不安障害で悩んでいた頃のことを書きます。
※10~15年前の話です。
今でこそ、「社会不安障害を克服しました」と言える私ですが、
以前は本当に悩んでいました。
皆が普通にできることが、私にはできなくて……
例えば、コピー。
会社員時代に自分の席からコピー機まで歩いて行き、
コピーを1枚取って帰ってくる。
たったそれだけのことができなくて、本当に悩んでいました。
※コピー機まで歩くだけでも、
緊張しすぎて手と足を同時に出したりしていました。
それを人から指摘されて、真っ赤になったり……(泣)
コピーが必要なときでも、
コピー機の周囲にいる人全員から監視されている気がして、
その視線が怖かった。
緊張しているのを見透かされて、馬鹿にされている気がして。
結局、コピーを取ることから回避して、
他の優しい人にお願いしていました。
でも、そこまで酷くなる前は、
私も普通にコピーを取っていたのですよ。
「なんで以前はできたことが、今ではできなくなったのだろう……」
ときどき海岸線に行っては、海をボーっと見ながら考え込んでいました。
↑たくさんお世話になった海(富山県)
写真は昼間に撮ったもの(2012年に撮影)ですが、
夕日に包まれる時間には、海面がキラキラ光って綺麗でした。
そのキラキラをボーっとしながら眺めていると、
キラキラと自分の境目がだんだん分からなくなって、
キラキラに溶け込んだような感覚を覚えていました。
キラキラに溶け込んでいる時間は、
悩みなんてどうでもいいように感じました。
私は、その時間がとても好きでした。
キラキラの時間が終わり、家に帰るとき、
私は再び社会不安障害に悩む現実に戻っていったのですが、
それでもエネルギーは確実にチャージされていたと思います。
海にはすごく助けられました。
私は自己流の心理療法を用いることと潜在意識を味方につけることで、
社会不安障害を自力で克服したのですが……
(プロフィール参照)
その自己流心理療法をあみ出すまで、とことん考え抜いた場所も、
やはり上の写真の海でした。
よくノートを持って行っていました。
※能登半島の海にもノートを持ってよく行きました。
「コピーのように誰にでもできる小さなことを、
自分は勝手に大きな問題として捉えている」
「小さなことを小さなことだと捉えることができたなら、
上手くできるようになるのではないか」
そこに気づけたときに、大きな前進を果たしました。
海の優しさに助けられたのだと思います。
今でもときどき、
無性に海のキラキラに溶け込みたくなるときがあります。
今は海が近くにない場所に住んでいるので、
なかなか行くことができませんが……
今日が、正にそんな気分だったので、記事にしてみました。
海のある町で生まれ、海のある町で育った私は、
やっぱり海の子なんだと思います。
記事に書いていたら、なおさら海に行きたくなってきました。
海のキラキラに溶け込みながら、ボーっとしたい。
ここから行くとしたら、知多半島かな?
(皆さんは、自然と触れ合っていますか? 最近の私は自然不足です)
今日も、ありがとうございます!
皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!