1mmでもいいから、できたことを見つける(克服に向けて)

最近、日中にやっていた機械技術の仕事のほうにエネルギーを使いすぎて、
その他のことが予定通りにはできていませんでした。

 

・グループレッスンの新しいプログラム構築と資料の作成

・集団認知行動療法のプログラム構築と資料の作成

・アメブロ(私のもう一つのブログ)のカスタマイズ
http://ameblo.jp/kokoronokaihou123/

・申し込みフォームの作成等、本ブログの作りこみ

・グループレッスンの会場候補めぐり

……

 

やりたいことはたくさんあるけれど、
別の仕事を終えた時点で疲れてしまって、
頭が上手く回りませんでした……。

 

sedona150901

 

でも、こういうことってよくあること。

 

こんなときは、進みたい方向に心と体を真っすぐ向けて、
「今できること」をやります。

予定通りにはできなくても、「今できること」をやります。

 

たった1mmしか進めなかったとしても、前進は前進。

これで、いいんです。

※その1mmの積み重ねが、後で生きてくる!

※私はこの「1mm進む」という言い回しがお気に入りで、
不安障害を克服する過程でもよく使っていました。

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話は変わりますが……

 

不安障害で悩んでいるときは、上手くできなかったことばかりを思い出して、
自分を責める(情けなく思う)という形にはまってしまいがちですよね。

※以前の私もそうでした。

 

でも、本当は自分で気づいていないだけで、
いろんなことができていたりします。

 

例えば、朝礼当番で上手く話せなかった場合。

上手く話せなかった自分のことを、
情けなく思ったり恥かしく思ったりしてしまいがちですが、
本当はすごいことを成し遂げています。

 

自信がなくて、怖くて、不安で(予期不安)……。

でも、それでも会社を休まずに、朝礼当番からも逃げなかった。

それは本当にすごいこと。

 

緊張せずに話せる人と比較すると、
圧倒的に大きなことを成し遂げています。

怖くてたまらないことに、ぶち当たっていったのですから。

 

その部分を、ご自分で「よくやった」と評価してあげて欲しいです。

「上手く話せたかどうか」よりも、
もっともっと大きなことを成し遂げている。

そんな風に、私としては考えています。

 

今回例に挙げた「朝礼当番」の場合は、1mmどころの前進ではなくて、
もっと大きな前進ですが……

例えば、別の場面で100%失敗したと思える中でも、
何らかの前進をしている可能性は大です。

 

そもそも何かに挑戦してみたり、考えてみたり、
工夫してみたり、自分の思いを表現してみたり、
誰かに何かを伝えてみたり、振り返ってみたり、
自分の感情を見つめてみたり、感じてみたり……

 

全部大いなる前進の要素を含んでいます。

ですので、100%失敗したと思ったときでも、
何か前進できたこと(1mmでもいいから)を
見つける練習をしていただけたらと思います。

 

不安障害でお悩みの場合はどうしても、
「緊張してしまって上手くできなかった自分」の
悪いところ探しをしてしまいますが、
ぜひ前進できたことを見つける練習をしていただけたらと思います。

 

練習ですので、たとえ
「前進なんて1mmもしていない」と感じている場合でも、
練習だと思って前進している部分を探してみてください。

それが、克服できる方向に心を向けていくことにつながります。

 

前進した量はあまり関係ありません。

たった1mmでも、プラスはプラスです。

その積み重ねは、必ず後で生きてきます。

 

今日は、「失敗した!」と思ったときでも、
前進した要素(頑張った要素)を探すという心掛け(練習)について書きました。

しっくりきた方は、取り組んでみてください。

 

今日も、ありがとうございます!

皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!