すべての「イライラ」を根っこから絶ち切る本

今日は、水島広子先生の文庫本
すべての「イライラ」を根っこから絶ち切る本
の紹介と、読んだ感想などを書いていきます。

 

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この本は、一冊丸ごと「イライラ」に特化して書かれている本です。

人はどんなときにイライラを感じるのか?

イライラの裏には、どんな感情が潜んでいるのか?

イライラを手放すには、どうしたらいいのか?

などなど、255ページに渡って
イライラに関して深掘りした内容が書かれています。

 

私は、自分自身を振り返りながら読みました。

「そう、そう」や「なるほど」がいっぱいでした。

 

私はどちらかというとイライラすることが少ない方だと思うのですが、
それは、相手に見返りを求めるという気持ちが少ないからだと
この本を読みながら思いました。

自分が相手に何かを提供したときの相手の反応は、相手の自由であり、
その相手の反応に対しての自分の反応は、自分の自由だと思っています。

言い換えれば、お互いの事情や考え方を尊重するみたいな感じです。

(このとき、自分側の状況と感情のコントロールは自分自身が行っています)

 

例えば、これはよくあることですが、
問い合わせフォームやメールなどで何かの相談を受けて、
1時間以上かけて一生懸命考えて返答()した結果、
相手から何のリアクションもなかった場合でも、私はイライラしません。

※相手からの情報が非常に限られる中、
あらゆる可能性を想定しながら返事を書くのは容易なことではありません。

 

「自分の悩みでいっぱいいっぱいなんだろうな」って思うだけです。

(私の返事の内容が、相手にとって嬉しいものではなかった
という可能性も考えつつ……)

 

※処理できないほどの相談が来た場合には、
問い合わせフォームを閉じることなどで対処すると思います。

(状況のコントロールを自分自身で行うということです)

 

逆に私がイライラしやすい状況は、
取引先(機械関連の仕事の)から無理な量の仕事を押し付けられた場合です。

そんな状況のときは困っているし、「被害者モード」にも入っています。

(そのとき、状況のコントロールは自分自身で行うことができていません)

 

他にも、OKを出していないのに、
自分の入ってきて欲しくない領域にまで入ってこられたり
付きまとわれたりされた場合も、困りますしイライラします。

(このときも、状況のコントロールは自分自身で行うことができていません)

 

本書を読みながら、他にも自分がイライラしやすいパターンを
いくつか見つけることができました。

(状況が揃うと、私も結構イライラしてますね 笑)

 

『すべての「イライラ」を根っこから絶ち切る本』は、
こんな風に、自分がどんなときにイライラしやすいかを
振り返って整理するのに使えますし、

どんなことを心がけてイライラを減らしていけばいいのかの
アドバイスもくれる一冊となっています。

 

イライラは全ての人に共通のテーマでもあると思うので
皆さまにお勧めの本です。

難しい専門用語などは出てこない本なので、
気軽に読んでみてください。

 

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今日も、ありがとうございます!

皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!