十数年前の履歴書写真との再会 ~「小さな変化」の積み重ね

前回の記事で書きましたが、
この度、夜間のアルバイトをすることにしました。

個人事業主の宿命?と決意(前回の記事)

 

そのため久しぶりに履歴書というものを作成したのですが、
学歴・職歴の年度を確認するために、
十数年前に書いた自分の履歴書を確認しました……

 

flower160303

 

すると……

履歴書写真の表情が、
今とは全く違っていることにビックリしました。

(写真は未公開とさせてください)

 

十数年前の私は、まだまだ社会不安障害の悩みから
完全には抜け出せていない状態でした。

履歴書写真の表情を見ると、
「怯える気持ちを必死でごまかすために、真っすぐ前を見ている」
状態が伝わってきました。

 

そうそう、思い出しました。

当時は、履歴書写真を撮るためのBOX(スーパーの駐車場の脇にあるような)に、
一人で入って、一人で写真を撮影するときでさえ、
怯えていたのです。

 

「笑い方」も分からなくなっていた頃ですね。

写真に写るのが怖くて、身体を硬直させてしまい、
カメラのシャッターが下りる瞬間に目をつぶってしまう。

首もブルって震えてしまう。

そのため何度も撮り直していましたね。

 

写真から伝わってきた
「怯える気持ちを必死でごまかすために、真っすぐ前を見ている」
状態どおり、必死でした。

「必死なりに、精一杯頑張ったね」と、
当時の自分に今、声をかけました。

(うん、うん、よく頑張ったね)

 

そして、今の私の履歴書写真。

多少無理やり笑顔を作って写ったのですが……

なんだかお猿さんのような写真になってしまいました。

(これも未公開とさせてください。ウキキー 笑)

 

でも、バッチリ目が開いていますので、
お猿さんのまま履歴書に貼り付けました。

愛嬌があって、ポイントが上がるかな?

それとも、「変なおっさん」って思われてしまうかな?

まぁ、どっちでもいいや。

これが私の等身大。

 

十数年前の私と今の私の表情は、全く違っています。

今の方が、断然楽で自然体です。

 

これは、「小さな取り組み」と「小さな変化」を
積み重ねてきた結果です。

「一気に悩みが解消されて全て良くなる」ということではなくて、
「少しずつ積み重ねているうちに、
気がついたら色んなことが大丈夫になっていた」
という感じです。

 

今、不安障害でお悩みの方、
ぜひ「小さな取り組み」と「小さな変化」を
積み重ねていってくださいね。

「今とは全く違った自然体の自分」に出会える日が、
きっとくると思いますよ。

 

※小さな取り組み=自分の感情を見つめる・感じる、
苦手場面に段階的に挑戦してみる、
自分を褒める(いいところを見つける)練習をする、
人に話を聴いてもらう、得意なものを伸ばす、
ダメな自分に「それでもいいよ」って言ってあげる……など

 

今日も、ありがとうございます!

皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!