相手の気持ちを汲み取りながら聴く

カウンセリングにおいても、子育てにおいても、
その他の人間関係においても当てはまることですが……

「相手の気持ちを汲み取りながら聴く」
ということは、とても大事なことで、
全てのベースになるのではないかと思います。

 

そして、方法論(メソッドや考え方、心理療法など)は、
その後にくるものだと思います。

 

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例えば、100人の人間がいれば、
100人とも違う心(意思や感情、考え方、性格・気質など)を
持っています。

その100人全てにピッタリはまる方法
(メソッドや考え方、心理療法など)はありません。

 

では、どうすればいいのかというと……

やっぱりこれが大事。

「相手の気持ちを汲み取りながら聴く」

 

しっかり相手の気持ちを汲み取ることができて、
はじめて「どのように関わっていくか」、
あるいは「どの方法(メソッドや考え方、心理療法など)を用いるか」
といったものが見えてくるように思います。

 

※当然、「相手の気持ちを汲み取りながら聴く」ということが、
いつでも完璧にできるわけではありませんが、
そういう姿勢をなるべく心がけながら関わっていくだけでも
違ってくると思います。

※心の専門家の場合は、症状などについて
専門的に見立てをするということも必要になってきます。

(※子どもの頃の私は、親に反抗ばかりしていましたが、
本当は自分の気持ちを聴いて欲しかったです)

 

それに、「相手の気持ちを汲み取りながら聴く」ができた時点で、
相手の心は、程度こそケースバイケースだと思いますが、
満たされています。

(スッキリしたり、安心感や仲間意識を感じたり……)

 

そうやって関係を深めていく中で、
よりよい関わり方やしっくりくる方法が見えてくる……

あるいは、対話をしながら一緒に作り上げていく……

(対話をしながら、新たな気づきも生まれてくる)

 

そんな風にやっていきたいと、ふと思いましたので、
今日の記事として書きました。

(ふと思わなかったとしても、
これはカウンセリングの基本でもありますが……)

 

「相手の気持ちを汲み取りながら聴く」

私もこれがもっともっと上手にできるように、
これからも学びながら、経験を重ねていきますね。

 

今日も、ありがとうございます!

皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!